発売から一週間が経過した「らき☆すた〜陵桜学園桜藤祭〜」。
そろそろクリアした人も多いと思うのでここらでネタバレ含めた感想なんかをば…。
見たくない人は今すぐ引き返すよろし。

物語は主人公が陵桜学園に転校してくるところから始まる。
転向初日からこなたたち四人と仲良くなるという荒業をやってのける主人公。
クラスの綺麗どころ三人を総なめしてる当たり男子からの憎まれてそうだがそこはまあ置いといて…
転校早々、桜藤祭の準備をすることになった主人公の明日はどっちだ?
そんな感じ(゜□、゜)

桜藤祭はゲーム的にもシナリオ的にも時間がループしており
基本的には桜藤祭までの日々を何度も繰り返すことになる。
一周するごとにシナリオが分岐する選択肢が増えていき
最終的には時間のループを終らせることが目標になる。

〜シナリオごとの感想〜

<らきらきメモリアル>
初回プレイは必ずこのルートを通ることになる。
怪我をしたかがみの代わりに劇の主役をすることになった主人公が奮闘する話。
全シナリオ中もっとも恋愛要素が濃い。
攻略可能キャラが総勢10人と多いがシナリオが如何せん短い上に
誰を選んでも話の流れがまったく同じなので物足りないことこの上ない。
とはいえまあまあキャラの萌えポイントは抑えているのでそれなりに楽しめる。
多分多くの人がガッカリすること請け合いのルートであることは間違いない。
俺もそうだった。
最初はこなた・つかさ・みゆきの三人しか攻略できないが
後にプレイできるようになるシナリオで各キャラのフラグをGETすることで攻略キャラが増えていく。

<こみっくフェスティバル>
二周目から選択できるシナリオ。
桜藤祭でコミケを開きたいひよりとパティが暴走し学園に脅迫文をFAX。
だがそのことを悔やんでいるところに主人公が現れて…。
紆余曲折の末こなたと八坂こうを加えイベント開催に向けて悪戦苦闘していくお話。
全シナリオ中もっともテンションが高い。
各所にネタが散りばめられているので思わずにやりとすることも。
ただ濃いネタが多いので分からない人はとことん置いてけぼりを食うので要注意。
一応このシナリオでこなたとこうが顔合わせしたけど…やっぱこれはノーカウントなんだろうなぁ。
選択肢次第によってはみゆきがはっちゃける素晴らしいシナリオ。

<ラッキースターユニバース>
三週目から選択可能。
桜藤祭でコスプレネットカフェをすることになったゆたかたちだったが
クラスで持ち寄ったパソコンがどうしてもネットに繋がらずこなたたちに助けを求めてきた。
なんとかネットに接続することに成功しこなたが接続テストを兼ねて
ネットゲーム「ラッキースターユニバース」を起動すると…。
ネトゲの世界でこなたたちが大暴れするシナリオ。
見所は全員のコスプレ(?)衣装。
狐耳やらウサ耳やら犬耳やら。
全シナリオ中もっともやる気をそがれる選択肢で進むダンジョンがプレイできるのはこのシナリオだけ!
あれ面倒くさいねんorz

<時をかける男女>
四週目から選択可能。
桜藤祭の準備作業をしていたこなたたちだったが作業中に眠ってしまい、目が覚めた時には夜中の2時。
帰ろうとするこなたたちだったがなぜか学園から出ることができず…。
下手すると重大なネタバレするかもしれないルート。
選択肢が多くここでしか回収できないCGやフラグが盛りだくさん。
子供の頃のこなたやかなたとそうじろうのちょっとした過去話…
果てはメイン4人の着替え中(上はセーラーしたはスク水)CGが拝める結構見所沢山のシナリオ。
あとカッコイイかがみやカッコイイつかさも拝めたり出来る。

<乙女的肉体改造★ラキレボ!!>
五週目から(ry
ミスコンに出場することになったみゆき・かがみ・黒井先生の三人。
だがミスコン用のドレスがきつくて着られない…。
そこで三人はミスコンまでの短い期間でダイエットすることを決意する。
それに主人公が無理矢理付き合わされる…という話。
ダイエットに励む乙女の生き様を拝めるシナリオ。
黒井先生が無理のあるコスプレをしたりこなたがかがみは俺の嫁発言したり天性の勝負師みゆきが見られたり…
だが一番の見所はパジャマつかさだと思う(゜□、゜)
らきメモでかがみ攻略をしたい人はこのシナリオでかがみエンドを見るまでお預け状態なので注意。

<さくら樹の咲く頃に>
六週目から選択できる。
永森やまととストーリーの確信に迫るシナリオ。
必然的にギャグが少ないかと思いきやつかさの意外なコスプレが見れたり
黒井先生の無理のあるコスプレ(二回目)が見れたりともうなにがなんだか。
意外にこうが重要なポジションにいてちょっとびっくり。

<陵桜学園 桜藤祭>
いよいよ最後のシナリオ。
時間のループに終止符を打つ為に主人公が奮闘するシナリオ。
最後に相応しい盛り上がりを見せつつストーリは幕を閉じる。
ここから先は自分の目で確かめてほしい!(どこかの攻略本のノリで)

そんなわけでダラダラと各シナリオの感想を書き綴ってきたわけだが…
らき☆すたのファンなら買っても損は無いと思われる。
だが恋愛要素に期待しすぎると肩透かしを食らうので要注意。
個人的には結構楽しめたので良かったなぁ…と。
でもやっぱりパッケージ裏にラヴィッシュロマンスアドベンチャーと書いてある以上は
もっと恋愛面で楽しみたかったってのが本音。
次回作もアンケート葉書次第ではあるとこなたが言っていたので
続編を望む人は葉書を送るといいよ。

最後に…やまとが不憫すぎて泣けてくる。


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